子宮体がん検診
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子宮体がん検診を受けましょう
子宮体がんは子宮の中にできるがんで、「子宮内膜」という部分の細胞ががんになっていきます。子宮内膜は、妊娠時に着床のためのベッドとなる部分で、月経がある間は毎月ホルモンの影響を受けて分厚くなって月経として剥がれ落ちていきます。
毎月きちんと出血しない人や、閉経が近づいて月経が不規則になってきている人は、内膜がきちんと剥がれ落ちないで分厚いままになることがあります。これが、子宮体がんのリスクになることもあるので要注意です。
原因として大きく関係しているのは、女性ホルモンのバランスの変化です。卵巣からでている2種類の女性ホルモンのバランスの変化です。卵巣からでている2種類の女性ホルモンのうち「エストロゲン」は子宮内膜を分厚くする作用を持っていて、もう一つの「プロゲステロン」は内膜を剥がして子宮の中をお掃除する作用を持っています。この「エストロゲン」が「プロゲステロン」よりも過剰に働いてしまうと、内膜の細胞が増えすぎてがんになりやすくなります。
子宮体がんのリスクが高い人
- 妊娠、出産をしたことがない人
- 多嚢胞性卵巣症候群で月経不順の人
- 閉経が遅い人
- 乳がんのホルモン治療を受けている人
- 更年期の治療でホルモンを1種類のみ補っている人
- 肥満の人
などです。
子宮体がんも、発見するには子宮体がん検診を受けるしかありません。
40歳以上でリスクが高い方や不正出血がある方はきちんと検査をうけたほうがいいでしょう。