主な性感染症とその治療法
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おもな性感染症とその治療方法
クラミジア感染症と淋菌感染症
原因:クラミジア感染症はクラミジア・トラコマティス、淋菌感染症は淋菌の感染。症状:ほとんど無症状。おりものが増加する傾向がある。
検査方法:おりもの検査
治療方法:内服薬による治療が基本です。
性器ヘルペスウイルス感染症
原因:単純ヘルペスウイルス
症状:外陰部に小さな水疱ができ、水疱が破れるとびらんになります。激しい痛みを感じます。
検査方法:外陰部の水疱やびらんを肉眼で確認します。
治療方法:塗り薬・内服薬
尖圭コンジローマ
原因:ヒトパピローマウイルス
症状:外陰部に小さなイボ(腫瘤)
検査方法:外陰のイボを肉眼で確認
治療方法:一般的には切除するか、レーザーで焼いて治療します。
トリコモナス膣炎
原因:トリコモナス原虫
症状:おりものが増え、外陰部がかゆくなる。
検査方法:おりものの検査
治療方法:内服薬や膣の坐剤
梅毒
原因:梅毒トレポネーマという病原体
症状:感染後3週間で小さなしこりができ、潰瘍に進展します。
検査方法:血液検査
治療方法:ペニシリン系の抗生物質
HIV感染症/エイズ
原因:HIV(ヒト免疫不全ウイルス)
症状:からだの免疫機能が低下してさまざまな感染症に繰り返しかかる
検査方法:血液検査
治療方法:内服薬により症状を抑える
カンジダ膣炎
原因:カンジダという真菌
症状:おりものの増加、かゆみ
検査方法:おりものの検査
治療方法:抗真菌性の膣坐剤、塗り薬